対照地域

対照地域 たいしょうちいき

 放射線誘発癌についての疫学調査を行う際に、例えば、放射線の高い地域(集団)と通常の地域(集団)において、癌の発生率を比較する手法がとられる。この場合、放射線の強さが通常の地域を対照地域という。対照地域は、居住者の性、年齢、生活習慣等、放射線被ばく以外の要因は放射線の高い地域と出来るだけ同じであり、十分な大きさを持つことが必要である。


<登録年月> 1998年01月

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