粗死亡率

粗死亡率 そしぼうりつ

 人口動態統計に用いられる指標の一つで、人口1000人当りの死亡数をいう。単に死亡率ともいう。一般的に粗死亡率は集団の年令構成が高い場合は低い場合より高い。たとえば自然放射線レベルが異なる2地域について、死亡率を比較するときには、年令構成による要因を含んだ粗死亡率を用いるのは適当でない。このようなときには、年令構成が等しいと仮定して補正した、訂正死亡率を用いるのが普通である。


<登録年月> 1998年01月

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