精原細胞 せいげんさいぼう
生殖細胞のうち精子をつくる初期の細胞をいう。精原細胞は体細胞分裂を繰り返して増加する。最終的に精原細胞の染色体数は、1/2の染色体数をもつ4個の精細胞となり鞭毛を生じて精子に変化する。精原細胞の放射線感受性は精子より高く、比較的少量の放射線(〜250mGy)でその機能が阻害される。低線量では一時不妊を、高線量では永久不妊を誘発する。