浸透探傷試験

浸透探傷試験 しんとうたんしょうしけん

 金属の表面の欠陥の有無を目視で可能な非破壊的検査の方法のひとつ。割れとかピンホール等で表面に開口している欠陥のある検査物に黄緑色の蛍光浸透液または赤色の染色浸透液を検査物表面に塗布すると、浸透液は毛細管現象で欠陥の中に浸透する。次に表面の余分な浸透液を除去したのち、現像液を塗布することにより微細な傷も内眼で発見することができる。液体浸透探傷検査は、この拡大した指示模様の観察から欠陥を発見する非破壊検査方法である。この方法は、他の非破壊検査方法に比べ、表面開口欠陥に関し数ミクロンの傷でも検知でき、また、作業性にすぐれていることから原子炉施設の定期検査等に広く用いられている。


<登録年月>
1998年01月




JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ