蒸発処理

蒸発処理 じょうはつしょり

 低レベル放射性廃液を蒸発缶に入れ、加熱によって非放射性の液体を蒸発させて廃棄物の濃縮溶液をつくる処理。放射性液体廃棄物の減容処理法の一つ。原子炉の運転に伴って発生する低レベル放射性廃液は、蒸発缶で蒸発減容され、生成した濃縮廃液をアスファルト固化処理又はセメント固化処理によって安定化する。再処理施設では多様な放射性廃液が出る。このうち、核分裂生成物を含む高放射性廃液は蒸発処理で減容して高レベル廃液とし、その後ガラス固化体とする。中・低及び極低放射性廃液は、蒸発処理、化学処理、及びイオン交換法などを組み合わせて処理する。これら廃液の分別・処理・処分法は立地上及び法制上から再処理施設ごとに異なっている。


<登録年月>
2010年12月




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