使用済燃料貯蔵プール

使用済燃料貯蔵プール しようずみねんりょうちょぞうぷーる

 水冷却炉において、高放射線の遮蔽と燃料体の冷却のため、使用済燃料を含む放射性固体廃棄物の貯蔵を目的としたプール。原子力発電所内に置かれるほか、再処理工場などにも置かれる。ほう酸水によって放射線の遮蔽及び十分な未臨界を確保する。また、プール冷却浄化系が設けられており、貯蔵される使用済燃料が発生する崩壊熱を除去するとともに、使用済燃料が持ち込む腐食生成物、核分裂生成物、溶解性無機物質を除去する。


<登録年月> 1998年01月

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