重水 じゅうすい
一般には重水D2Oを指すが、酸素の重い同位体(O−18,O−17など)を多量に含む水を指す場合もある。通常の水にはH2O(O−16)99.76%のほか、H2O(O−18)0.71%、H2O(O−17)0.037%、HDO(O−16)0.032%などが含まれている。重水に対して普通の水を軽水という。重水は原子炉の減速材、反射材として用いられる。常温核融合反応としては重水を電解して行う。また重水から重水素を製造して、高温核融合のD−T反応の燃料として使用する。