実効半減期

実効半減期 じっこうはんげんき

 放射性核種が体内に入った場合に、体内における放射能が半分になるまでの時間をいう。体内に摂取した放射性核種による被ばく量の算定に用いられる。実効半減期Teは、物理的半減期Tpと体内からの生理的排泄又は臓器・組織からの排除の半減期(生物学的半減期)Tbで決まり、この3者には 1/Te=1/Tp+1/Tb の関係式が成り立つ。これは体内における放射性物質の実効的な減衰係数(λe)が、壊変による物理的減衰係数(λp)と対外への排泄等による減衰係数(λb)の和(λe=λp+λb)で表され、他方、半減期はT=ln2/λと減衰係数の逆数になるためである。例えば、131Iの場合には、Tp=8d、Tb=14d なので Te=5.1d となる。


<登録年月>
2010年11月




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