実効線量

実効線量 じっこうせんりょう

 Effective dose。ICRP−1990年勧告での用語であり、1977年勧告での実効線量当量に相当する。身体の放射線被曝が均一又は不均一に生じたときに、被曝した臓器・組織で吸収された等価線量を相対的な放射線感受性の相対値(組織荷重係数)で加重してすべてを加算したものである。単位はシーベルト(Sv)で表される。例えば、ICRP−1990年勧告における線量限度は放射線作業従事者に対して連続した5年間につき年当たり20mSv、一般公衆に対して年当り1mSvとしている。


<登録年月> 1998年01月

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