持続時間 じぞくじかん
電離放射線の被曝による誘発癌は、一般的に潜伏期間を過ぎたある期間に発生すると考えられている。この期間を発癌効果の持続時間という。即ち、潜伏期を過ぎても持続時間の間、誘発癌のリスクは持続している。例えば、甲状腺癌については、潜伏期間は10年、持続時間は30年であり、白血病については、潜伏期間は2年、持続時間は25年である。