自己点火条件 じこてんかじょうけん
核融合装置において、高温プラズマを発生するのに加熱入力を増大させると、そのプラズマ中での核融合反応による出力が増大していく。外部からの加熱入力をさらに加えることなく核融合反応が持続する条件を自己点火条件という。核融合反応による出力とそのプラズマ状態を継続するのに必要な加熱入力との比をQ値といい、自己点火条件はQ=∞のときに、その条件が成立する。