錯化合物

錯化合物 さくかごうぶつ

 金属と配位子からなる配位結合を有する化合物。配位化合物と同義語として使われる。配位化合物は配位結合(ある原子間結合にあずかっている電子対が一方の原子のみからの供与によっているとみなされる化学結合)を含む化合物で、電子対の供与体(ドナー)と受容体(アクセプタ、金属元素でも非金属元素でもよい)から成る。錯化合物、錯体には、中性、イオン、基などの化学形がある。六価の酸化ウランは二酸化炭素と錯イオンを作る。この錯イオンは、水に良く溶解する。


<登録年月> 1998年01月

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