AP600

AP600 えぃぴぃろっぴゃく

 AP(Advanced Passive)600は、米国のエネルギー省(DOE)/電力研究所(EPRI)の改良型軽水炉計画に従って米国ウェスチングハウス(WH)社を中心としたグループが開発を進めている蒸気発生器2基と主冷却ポンプ4台を有する電気出力600MWの改良型PWRである。従来型に比べ大幅なプラント物量の低減等を図った他、大きな相違点として、安全注入系、余熱除去系、格納容器冷却系がポンプではなく重力による注入や自然循環により炉心や格納容器を冷却する受動的安全システムを採り入れていることに特徴がある。


<登録年月> 2004年03月

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