RESQ 遠隔情報収集ロボット

RESQ れすきゅー

 Remote Surveillance Squad:遠隔情報収集ロボット(RESQ)は原子力施設に事故が発生した際に、人間の代わりに事故現場に侵入し、装備しているマニピュレーターにより扉の開閉、階段の昇降などを行って事故発生場所に接近し、現場状況の把握、事故収拾対策などに必要な放射線量、映像・音声、機器類の温度等の情報収集や放射線汚染情報および資料(気体・液体・固体・表面汚染等)の収集・採取を行い、外部で待機している人間に送信できる小型軽量の遠隔自走式ロボットである。ロボット操作は操作盤を備えた専用のコンテナ内で行われ、収拾された情報はコンピュータに取り込まれ集中管理される。1999年9月に起きたJCO臨界事故の収拾対策を教訓として日本原子力研究所(現、日本原子力研究開発機構)で開発された。


<登録年月> 2007年07月

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