SCC えすしーしー
Stress Corrosion Crackingの略である。日本語で「応力腐食割れ」という。材料が応力の作用のもとにあるとき腐食環境との相互作用により、ある時間を経て脆性破壊する現象。軽水炉の蒸気発生器や原子炉(圧力)容器等が高温水との接触によって応力腐食割れを起こすことがある。電気化学的な局部腐食により結晶粒界だけが優先的に腐食されるのが原因であり、応力のかかっている所が腐食が大きい。