国際基本安全基準 BSS

国際基本安全基準 こくさいきほんあんぜんきじゅん

 International Basic Safety Standards for Protection against Ionizing Radiation and for the Safety of Radiation Sources. 近年、使用履歴のある原子力施設の廃止措置(例えば原子炉施設の解体や改造)などに関連し、発生する廃棄物に対する「放射性物質としての規制免除」の問題が浮上している。国際原子力機関は、1996年に国連食料農業機関、国際労働機構、経済協力開発機構原子力機関、全米保健機関および世界保健機構と共同で、電離放射線に対する防護および放射線源の安全のための国際基本安全基準”Safety Series No.115”(通称、BSS)を出版した。ここには、約300核種の免除レベルが規定され、つぎに、使用する放射性核種の放射能濃度またはその放射能(量)のいずれかが免除レベルを下回る場合には規制から免除されること、規制当局の定める条件によっては条件付きの免除を認めてもよいことなどが示されている。


<登録年月> 2003年03月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ