原子力発電所の設備の一部であり、使用済みのチャンネルボックス、制御棒などの放射性固体廃棄物を一時的に貯蔵・保管するための設備。原子炉建屋とは別の建屋内に設置される。まれにサイドバンカと記されることもある。サイトバンカに貯蔵中のこれらの廃棄物は低レベル放射性廃棄物に区分されるが、放射能レベルが比較的高いために、一般の地下利用に対して十分な余裕をもった深い地下（例えば地下50〜100ｍ程度）へ処分（余裕深度処分）する方針であり、関係法令の整備などが進められている。