地球システム科学パートナーシップ

地球システム科学パートナーシップ ちきゅうしすてむかがくぱーとなーしっぷ

 Earth System Science Partnership(ESSP). 世界中の様々な分野の研究者による地球システムの統合的研究(地球の仕組みや機能、システムの変化、これらの変化と地球の持続可能性の関係等)を目的として設立されたもの。2001年7月の地球変化オープンサイエンス会議(アムステルダム)において「地球環境変化に関するアムステルダム宣言」が採択され、地球環境の変化に関する研究計画、自然科学と社会科学等に関する学術的統合について国家間の研究計画等の協力強化と発展途上国の科学者の参加の増強が要請された。この宣言に応えて、4つの地球変化プログラム(生物多様性科学国際協同プログラム、地球圏−生物圏国際協同研究計画、地球環境変化の人間社会側面に関する国際研究計画、世界気候研究計画)が協同してESSPを立ち上げた。ESSPは、1)共同プロジェクト(グローバルカーボンプロジェクトなど)、2)地球システム分析及びモニタリング、3)分析・研究・研修システム等の地域活動等を実施している。


<登録年月> 2012年12月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ