太平洋科学協会 太平洋学術協会

太平洋科学協会 たいへいようかがくきょうかい

 Pacific Science Association,PSA;PSAは、1920年にホノルル(ハワイ)において設立された、地域に根ざした非政府学術組織である。設立の趣旨はアジア太平洋地域の持続可能な発展を支える科学技術の発展に寄与することである。PSAの活動として、4年ごとに開催されるマルチシンポジア太平洋学術会議と会議の間に開催される会合がある。これらの会議や会合では、太平洋地域社会間のコミュニケーションの促進、科学の発展と諸国民の繁栄の促進、絆の強化等が討論される。第21回会議は2007年6月に沖縄において開催された。また、PSAは年4回、Pacific Scienceを刊行している。PSAの構成メンバーは、国家、個人、非政府組織などである。国家メンバーは通常、各国の科学アカデミーであるが、一国から複数の国家メンバーが参加する場合もある(例:日本学術会議と沖縄大学)。組織構成は執行委員会、太平洋学術評議会、事務局から成る。事務局はホノルルのBishop Museumに置かれている。


<登録年月> 2007年08月

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