ニュークリアセイフティネットワーク

ニュークリアセイフティネットワーク にゅーくりあせいふてぃねっとわーく

 Nuclear Safety Network. 原子力に携わる企業・団体が自主的に設置した情報交換等のネットワーク。JCOウラン加工工場の臨界事故を教訓に「日本版WANO(世界原子力発電事業者協会)」として、原子力産業界全体の安全意識の高揚、モラルの向上及び原子力の安全文化の共有を目的として1999年12月に設立された。NSネットと略称される。原子力の安全文化の普及、会員間の相互評価、原子力安全に関する情報交換・教育支援の三つを主要業務としている。2005年3月に「日本原子力技術協会」が設立され、NSネット事業は(財)電力中央研究所原子力情報センターの事業とともに同協会に引き継がれた。NSネット事業では、専門家による相互評価(ピアレビュー)を2012年8月末までに94回、安全文化浸透活動の「安全キャラバン」を2012年6月末までに131回実施した。その他、NSセミナー、管理者セミナーの開催、NSネットニュースの発行(2012年7月号で終了)等を行っている。


<登録年月> 2012年12月

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