deterministic effects. 放射線の被ばく量があるしきい値を超えた場合に発生する影響をいう。しきい値より小さい被ばく線量では影響は現れない。しきい値を超えて被ばく線量が増加するとともに影響の発生確率が急速に増加し、また、影響の程度すなわち重篤度も増大する。ある被ばく線量に達すると被ばくしたすべての人に影響が現れる。がんおよび遺伝的影響以外の影響はすべてこれに区分され、例えば、皮膚障害、白内障、組織障害、個体死等がある。これを防止するためには、被ばく線量をしきい値以下に管理する必要がある。