催奇形性試験

催奇形性試験 さいきけいせいしけん

 食品への照射、食品添加物、食品中の残留農薬などが胎児に及ぼす影響を調べる安全性試験が催奇形性試験(Teratogenetic toxicity test)である。動物、通常、ラットとウサギを用いて試験される。これらの動物ではどの時期にどのようなな臓器や器官が形成されるかが分かっているので、その時期にあわせて該当する検査対象を添加した餌を与える。その結果、胎児の発生・発育に対する影響に関するデータが得られる。催奇形性試験のほかに、毒性試験としては反復投与試験、発がん性試験、繁殖毒性試験などがある。


<登録年月> 2007年06月

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