国際エネルギーフォーラム

国際エネルギーフォーラム こくさいえねるぎーふぉーらむ

 International Energy Forum:国際エネルギーフォーラムは、石油等のエネルギー資源の生産国と消費国が閣僚レベルでエネルギー政策に関わる情報交換、意見交換を行うことにより、共通理解を図ることを目的とする会合である。1991年2月に、フランスとベネズエラがIEAとOPECの対話を提案したが、米・英等が産油国と消費国の対話は協調的な市場介入につながりかねず、国際市場の健全な発展に有益でないとの立場から否定的態度を取った。そのため、フランスとベネズエラはIEA・OPECの枠組みをはずし、また、石油生産量および価格を議論しない形の「生産国・消費国対話」を提唱した。1991年7月に第1回の会合がパリで開催された(25か国、9国際機関参加、フランス主催、ベネズエラ共催)。以降、1〜2年おきに開催され、2006年4月には第10回(58か国、6国際機関参加、カタール主催、イタリア・中国共催)が開催された。常設事務局は、2003年12月、サウジアラビア・リヤドに設置された。


<登録年月> 2007年07月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ