工事確認試験

工事確認試験 こうじかくにんしけん

 原子炉施設の改造工事において、据付けが終了した新設・増設の機器や設備のうち、耐圧漏えい検査、外観検査等の実施により確実に工事が行われたことが確認されたものについて、順次、機能・性能を確認するための試験を工事確認試験という。高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏洩対策等に係る改造の工事確認試験では、2次冷却系温度計の交換・撤去に関する試験、ナトリウム漏洩に対する改善に関する試験、蒸発器ブローダウン性能の改善に関する試験など86項目について実施され、工事確認試験に関連する国の使用前検査がある。この工事確認試験の後、系統レベル、プラントレベルでの機能・性能を確認するプラント確認試験が行われる。


<登録年月> 2007年08月

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