宇宙デブリ

宇宙デブリ うちゅうでぶり

 宇宙デブリとは、人類が長年にわたる宇宙開発活動で宇宙に放出してきた多数の人工衛星やロケットなどの残骸に由来する、大きさが数mmから数mに及ぶ宇宙のゴミのことをいう。宇宙デブリは地球から高度1000km以下の低軌道に集中しており、中高度や静止軌道、その外側まで広がっている。宇宙ゴミとなった運用終了の人工衛星などの残骸は、その後も引き続き毎秒7km程度の速度で地球を周回しており、直径1cmの宇宙デブリが持つ衝突エネルギーは乗用車が時速60kmで衝突した衝撃に匹敵する。運用中の人工衛星や国際宇宙ステーション等と宇宙デブリとの衝突回避の解決策として、レーザーで宇宙デブリを照射してその反動でデブリの軌道を変え大気圏に落下させる方法が研究されている。


<登録年月> 2007年09月

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