アジア開発銀行

アジア開発銀行 あじあかいはつぎんこう

 Asian Development Bank(ADB):ADBは、アジア・太平洋地域の開発途上国に対する資金の貸付、技術援助を通じて同地域への投資および社会的・経済的発展を促進することを目的として1966年12月に設立された。2007年2月現在、67の国と地域が加盟している(うち域内が48か国・地域、ヨーロッパ・北米など域外が19か国)。年間の貸付額は2006年認可額で74億ドル(67プロジェクト、80件)。日本は設立当初から最大の出資国で、歴代の総裁もすべて日本人である。本部はマニラにあり、2007年4月現在、3つの駐在代表事務所、23の駐在事務所およびADB研究所がある。主な業務は、地域内開発途上国の政府や民間セクターによる農業、天然資源、エネルギー、工業、非燃料鉱物、金融および運輸、ダムや灌漑、発電所、道路建設などの社会基盤の整備を対象とする開発プロジェクトに対する貸付、直接投資、保証業務および開発プロジェクトの計画実施に係る支援、政策助言を目的とする技術援助などである。


<登録年月> 2007年07月

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