二次電池

二次電池 にじでんち

 ニッケルやリチウムなどの金属の化合物による化学反応を利用して電気を作る化学電池のうち、充電によって電気を蓄え、繰り返し使用できるものを二次電池と言う。乾電池のように使い切りの「一次電池」と区別して呼ばれ、蓄電池やバッテリーともいう。この電池には、自動車に使われる鉛蓄電池のほかに、近年登場した小型二次電池と呼ばれるニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池などの種類がある。これらの中で、電池のメモリー効果、重量容量密度の面で有利なリチウムイオン電池が携帯電話やノートパソコンなどの電源として、近年、著しい伸びを見せている。二次電池は、使用しなくても、時間と共に蓄えた電気が徐々に失われる自然放電が大きいため、長期保存後に使用するときには、失われた容量を回復させる為の充電(補充電)が必要である。


<登録年月> 2007年01月

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