risk communication:リスクコミュニケーションとは、リスクを伴う社会経済活動を計画ないし実施する際に、情報の主たる送り手となる「行政、企業あるいは専門家などに代表されるリスク専門家」と、主たる受け手となる周辺地域一般の人々などからなる利害関係者との間で、リスクに関する情報や関心・意見などのメッセージの双方向的交換を行うことで、当該活動に関する施策をより円滑に進めることに資する活動といえる。具体例として、原子力発電所など原子力施設の建設計画においては、事業者は国の審査機関とともに利害関係者である地方公共団体や周辺住民との密接なリスクコミュニケーションを実施することで、円滑に計画を実現する方策を見いだすことができる。