壊変定数

壊変定数 かいへんじょうすう

 decay constant. 放射性核種の壊変の確率を表す尺度で、一個の不安定な素粒子や原子核が単位時間に壊変する確率のことを一般に記号λで表し、核種に固有な定数である。当初は崩壊定数と呼称されていたが近年は公式には使用されていない。放射性核種の壊変は、温度、圧力などの影響をまったく受けることなく完全に偶発的で確率の法則に従い、すべての放射性核種について、時間dtに壊変する原子核の数dNは、そのときまだ壊れないで存在している原子核の数Nとdtに比例し、dN = −λNdtの式で表される。また、半減期をT(1/2)、平均寿命(当初量の1/eに減少するまでの時間)をτとすると、λ、T(1/2)、τの間にはT(1/2) = ln2/λ、λ = ln2/T(1/2)、故にτ = 1/λなる関係がある。


<登録年月>
2011年09月




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