アクティブ試験

アクティブ試験 あくてぃぶしけん

 再処理工場の操業開始に向けて実施される試験運転のうち、最終段階の試験運転として、実際の使用済み燃料を用いてプルトニウムを抽出する試験をアクティブ試験という。青森県六ヶ所村に設置された日本原燃六ヶ所再処理工場において、操業を開始する前に再処理の各工程の機器の動作・性能や安全機能などを確認するためにいくつかのステップを踏んで、次第に実際の運転に近づける試験運転を行っている。内容は、「通水作動試験」、化学薬品を使った「化学試験」、天然ウランに比べて放射線レベルの低いウランを使った「ウラン試験」及び「アクティブ試験」が行われる。アクティブ試験では、実際の使用済み燃料を使い、核分裂生成物の分離性能、ウランとプルトニウムの分配性能、環境へ放出される放射性物質の量、放射性廃棄物及び固体廃棄物の処理能力などが確認される。アクティブ試験は本格操業と同様の状態で機器・設備の不具合や故障を徹底的に洗い出し、調整・手直しを行うとともに、これらを通じて運転員や保守員の技術力の向上を図り、操業時の安全を確保することとしている。


<登録年月>
2012年12月




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