総合エネルギー統計

総合エネルギー統計 そうごうえねるぎーとうけい

 総合エネルギー統計(資源エネルギー庁長官官房総合政策課編)は、海外から輸入され、あるいは国内で生産されて日本国内に供給された石炭、原油、天然ガスなどの各種エネルギー源が、巨視的に見てどのような形態に転換され、誰が、何のために、どのような形態で最終的に消費したのかということを明らかにしたものである。このことにより、日本のエネルギー需要の概要を示し、さらに温室効果ガスの大部分を占めるエネルギー起源二酸化炭素排出量の算定基礎を示すものとなっている。この統計は、エネルギー・環境政策の企画立案やその効果の実測・評価などに貢献するとともに、エネルギー需給に対する定量的な理解や情勢判断を支援するためにまとめられている。科学的・合理的方法による精度の向上と内容の一層の改善のための情報開示を進め、随時必要な改定を行っていくものとしている。統計の期間区分は年度を正本として用いている。


<登録年月> 2006年06月

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