運送事業の利用者が安全性の高い事業者を選択できるとともに、事業者全体の安全性向上に資するために国土交通省が実施している安全性評価事業で2003年度に開始された。事業者からの申請に基づき、認定等の手続きにより評価および認定を行う。希望事業者（事業所単位）の申請は地方実施機関を通じて全国実施機関に送付され、安全性評価委員会の評価を受ける。同委員会は次の３項目を点数化して評価する：１）安全性に対する法令の遵守状況、２）事故・行政処分状況、３）安全性に対する取組みの積極性。基準以上の認定を受けると、認定証が授与され、マーク・ステッカーの使用が許可される。また、安全性優良事業所は公表される。認定は２年間有効である。2004年度の優良事業所数は2，632、2005年12月末時点では6，683カ所であった。