介在配列

介在配列 かいざいはいれつ

 イントロンともいう。一般に真核生物やそのウイルスの遺伝子には、最終的に蛋白質またはRNA(γRNA、tRNAなど)として発現するヌクレオチド配列が、発現しない特定なヌクレオチド配列の挿入によって、一つの遺伝子内で分断されているものが多い。このような遺伝子は、分断化された遺伝子あるいはモザイク遺伝子とも呼ばれる。分断化された遺伝子において、最終的に蛋白質またはRNAとして発現する配列部分をエキソン、二つのエキソンの間に介在して、その遺伝子の最終産物として発現しない配列部分を介在配列(イントロン)とよぶ。


<登録年月> 1998年01月

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