Washington Accord 1989年11月に、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、米国および英国の6カ国の技術者教育認定機関が、それぞれの認定基準及び審査の手順と方法が実質的に同等であるということを相互承認し協定を結んだ。 これがWashington Accord (WA)である。その後1995年に香港、1999年に南アフリカの加盟が承認され、加盟団体は8団体となった。2001年に日本のJABEEの暫定認定が、また、2003年にはドイツ、シンガポール、マレーシアのそれぞれの認定機関の暫定加盟が認められた。2001年の日本の暫定加盟を機会に非英語圏を含む世界の技術者教育認定機関の相互協定へと変遷・拡大し、2005年に韓国、台湾の暫定加盟が認められた。WAは、他の加盟団体が認定した技術者教育プログラムの修了者に対し、自国の認定機関が認定したプログラム修了者と同様な専門技術者の免許交付や登録上の特典を与える前提としての、技術者教育の実質的同等性に関する国際協定といえる。2005年6月に香港で開催された第7回総会で、日本のJABEEの正式加盟が承認された。