低レベル放射性廃棄物埋設センター ていれべるほうしゃせいはいきぶつまいせつせんたー
低レベル放射性廃棄物の処分は、青森県六ヶ所村の埋設センターで行われている。現在、原子力発電所に貯蔵中の低レベル廃棄物を計画的にここに移して一定の管理期間の後、埋設処分する。埋設設備は地下岩盤を掘り下げてコンクリート製ピット(箱)をつくり、この中にドラム缶の固化体を収納して充てん剤で固定し、さらに0.5m厚さのコンクリート製蓋と覆土をほどこす構造である。また、点検路も設置され、約300年間監視しながら貯蔵する計画である。ここにはドラム缶で300万本分を埋設できる予定で建設が進められている。