HAMMLAB

HAMMLAB はむらぶ

 ハルデン計画におけるコンピュータ応用の研究計画は、1967年に、ハルデン炉からのデータ処理から始められ、炉の計算機制御へと進められた。運転員と機械の間のコミュニケーションに関する研究も1969年頃から開始された。この研究では、運転員と機械の間の相互関係を調べたり、新しく開発された運転員支援のための各種システムの有効性を検証するために実験制御室が設置された。この実験制御室をHAMMLAB(Halden Man-Machine Laboratory)といい、NORSと呼ばれるフルスケール訓練用シミュレータを中核として、カラーCRT表示、各種通信装置及びインストラクター用装置がある実験観察区域等を備えている。ハルデン計画のマン・マシン相互作用の研究の特長は、原子炉プラント制御システムの設計・評価に心理学者を参加させていることである。この目的は、心理学(人間工学)的見地から運転員の誤操作防止を図ることである。


<登録年月> 2006年01月

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