ナトリウム-水反応基礎試験装置は、核燃料サイクル開発機構(現在の日本原子力研究開発機構)において、ナトリウム冷却高速増殖炉の開発を進める上で、大型蒸気発生器の安全性評価の一環として、蒸気発生器伝熱管破損時にナトリウムと水が接触することによるナトリウム-水反応を評価するための装置である。1971年から相次いで4基(SWAT-1、SWAT-2、SWAT-3及びSWAT-4)大洗工学センター(現在の大洗研究開発センター)に建設された。SWAT-1は、もんじゅの蒸気発生器を1/6に縮小模擬した試験装置であって、大リークナトリウム-水反応試験、熱過度試験、隣接伝熱管への破損伝播試験等に使用された。