電子式線量計

電子式線量計 でんししきせんりょうけい

 電子式線量計は半導体検出器を使用した線量計であり、デジタル表示で線量が直読可能であること、警報機能を付帯できること、管理区域への入退域管理システムとの結合が容易であることなどの特徴がある。このため、1ヶ月ないし3ヶ月間の積算線量測定に用いられる蛍光ガラス線量計、TLDなどの基本線量計に対して、放射線作業ごとの管理に用いられる補助線量計として使用されるようになった。従来補助線量計としては、電離箱式のポケット線量計が広く使用されていたが、特に小型、軽量に作製された電子式ポケット線量計が、電離箱式のポケット線量計に代わって利用されるようになった。


<登録年月> 2006年01月

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