人口動態調査死亡票

人口動態調査死亡票 じんこうどうたいちょうさしぼうひょう

 人口動態調査死亡票とは、出生、死亡、死産、婚姻及び離婚について、その届出を受けた市町村長が作成する人口動態調査票のうち死亡に関するもので、厚生労働省が集計したものである。人口動態調査の調査票は、個人情報が記載されているため統計の目的以外に使用することは原則として禁止されているが、公益的な学術研究などについては、総務大臣の承認を得ることによって例外的にその使用が認められている。現在放射線疫学調査センターが行っている「原子力発電施設等の放射線業務従事者に係る疫学調査」では、調査対象者の生死と死因を把握し、これらと被ばく線量との関係を統計的に解析する調査であり、この調査に「人口動態調査死亡票」が用いられるのは、この例外的な使用例である。


<登録年月> 2006年01月

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