放射線従事者中央登録センター

放射線従事者中央登録センター ほうしゃせんじゅうじしゃちゅうおうとうろくせんたー

 放射線業務従事者個人の被ばく管理、被ばく前歴などを全国規模で一元的に登録・管理するセンターをいう。ここでは、放射線従事者等の被ばく管理、健康管理、記録の散逸防止、さらに放射線のリスク、線量限度、生体影響等の検討に役立てるため、放射線従事者等の被ばく線量の一元的管理を行っている。このセンターは、原子力事業所の増加及び理工学、医学等の分野における放射線利用の拡大に伴って、放射線業務従事者個人の被ばく管理、被ばく前歴などを全国規模で一元的に登録・管理する体制を確立することが必要となり、1977年11月に被ばく線量登録管理制度が発足し、被ばく線量登録・管理業務を担当する機関として(財)放射線影響協会(現・公益法人 放射線影響協会)内に設けられた。センターは、1978年1月に原子炉等規制法関係諸規則に基づく放射線管理記録(登録・管理)の指定機関となり、さらに1984年10月に、放射線障害防止法の適用を受ける事業所を対象にした被ばく線量登録管理も開始した。


<登録年月> 2012年11月

<用語辞書ダウンロード>PDFダウンロード



JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ