RECOPOLプロジェクト

RECOPOLプロジェクト れこぽるぷろじぇくと

 RECOPOLはReduction of CO2 emission by means of CO2 storage in coal seams in the Silesian coal basin of Polandの略。2001年11月にEUの第5次フレームワーク事業として開始されたプロジェクトである。オランダの応用地球科学研究所をコーディネータとして、欧州を中心に10か国から15の機関が参加している。日本からは石炭エネルギーセンターが参加している。国際コンソーシアムがEUの補助金を得てプロジェクトを進めている。目的はCO2炭層固定化による温室ガス削減の可能性評価である。2003年12月にCO2を地下に貯蔵する欧州初めてのフィールド実験が開始された。現場はポーランドのSilesian炭田で、炭層ガス回収を目的として穿孔された既存の2本の孔井(深度:1200m、間隔:750m)を回収孔として利用し、新規に試錐する注入孔は1本である。試験が実施される地域の累積炭層厚は約50m、平均ガス包蔵量は10m3/tonである。CO2を石炭層に注入することによってメタンガスを回収する点に特徴がある。石炭層に蓄積されるCO2量は石炭の年齢によって大きく変化することが明らかになっている。


<登録年月>
2005年11月




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