AAPH法 えーえーぴーえいちほう
2,2−アゾビス(2−アミノジプロパン)二塩酸塩(2,2’−azobis[2−aminodipropane]dihydrochloride)、AAPHを用いて、細胞核、植物からの抽出液等の抗酸化性を測定する方法をAAPH法という。抗酸化性や有機ラジカル消去能の測定に広く採用されている。例えばマウスの肝組織の有機ラジカル消去能の差異を胎仔期と成熟期で比較するような場合、AAPHの熱分解による有機ラジカルの消去能力を測定する。また、茶や梅などの抽出液の抗酸化性の測定も同様の手法で行うことができる。