遠心鋳造

遠心鋳造 えんしんちゅうぞう

 通常の鋳造は重力を利用して溶けた金属を鋳型に流し込むが、遠心鋳造は鋳型を回転させながら金属を流し込むことにより、遠心力を利用して鋳型の隅々まで金属を行き渡らす鋳造法である。パイプのような鬆(す)ができやすい形状の鋳物に適している。種々の特殊鋼から非鉄合金までこの鋳造法が利用されている。


<登録年月> 1998年01月

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