塩基性岩 えんきせいがん
火成岩を化学組成に基づいて分類した場合、珪酸(SiO2)を重量含有率で45〜52%含む岩石及びそれらが変成されてできた岩石を云う。SiO2が66%以上あるものを酸性岩と云う。ここでいう塩基性、酸性とは、珪酸(SiO2)に基づく分類で、化学で使用する塩基性、酸性と意味が異なる。塩基性岩は一般に黒みを帯びており、ウラン含有率は低い。玄武岩、斑れい岩などがこれに属する。