東大MALT

東大MALT とうだいもると

 東京大学の原子力研究総合センタータンデム加速器研究部門を指す。MALTはMicro Analysis Laboratory, Tandem acceleratorの略である。この部門ではタンデム加速器を利用して生成されるイオンビームを用いた種々の精密微量分析や基礎科学の研究が行われている。特に、AMS(Accelerator Mass Spectrometry)、PIXE(Particle Induced X−ray Emission)、NRA(Nuclear Reaction Analysis)の優れた検出システムが装備され、広く学内共同利用に供されている。設備は、1991年度より3年間の建設期間を経て東京大学原子力研究総合センター 弥生地区に設置された。イオンエネルギーの安定性と加速イオンの多様性に優れるタンデム加速器の特色を生かして、 高精度の精密微量分析装置として機能するように設計されており、学際性の高い研究を進め、 広範な研究分野の開拓・発展に寄与することを目指している。


<登録年月> 2005年09月

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