成人T細胞白血病

成人T細胞白血病 せいじんてぃーさいぼうはっけつびょう

 成人T細胞ウィルスによって起る急性、亜急性白血病で、「血液のがん」である。造血機能に障害が起り、白血球が異常増殖する病気である。レトロウイルスC型ウイルス粒子(HTVL−1)が免疫担当細胞であるリンパ球に感染し、感染後長期間(数十年)の潜伏期を経て、感染したリンパ球が増殖し、白血病または悪性リンパ腫として発症する。キャリアが発症するのは約2%とされている。九州、南西諸島、四国地方を中心に50歳台にみられる急性、亜急性白血病で、80%は発病後1年以内に死亡する。キャリアからウィルスを排除する手段はなく、有効な治療法も確立されていないので、感染予防が重要である。


<登録年月>
2005年07月




JAEA JAEAトップページへ ATOMICA ATOMICAトップページへ