戻し交雑

戻し交雑 もどしこうざつ

 戻し交雑とは、少数の核遺伝子をある品種系統に入れるために用いる方法をいう。交配の際にB品種に、A品種の持つ特定の遺伝子を入れる場合、A品種に由来する必要な遺伝子を持っているB品種を何度も交配していくことによりB品種の改良型ができる。 ガンマ線の場合には、不要な変異を取り除くために戻し交雑などを繰返し行わなければならないので、新品種を作り上げるのに10年近い歳月が必要となる。しかし、イオンビームで作った突然変異体では、付随する不要な変異が起こりにくいので、早いものでは2年くらいで新品種を作り上げることができ、育種期間を大幅に短縮することができる。


<登録年月> 2005年06月

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