アジア欧州会合

アジア欧州会合 あじあおうしゅうかいごう

 ASEM(Asia−Europe Meeting)。世界における一大経済センターであるアジアと欧州がハイレベルの連携を十分にとることが重要であるとの認識から、1994年にシンガポールのゴー・チョク・トン首相がアジアと欧州のサミットを提唱したことを受けて、両地域間で開催されることになった会合である。第1回首脳会合はアジア側からASEAN7カ国及び日本、中国、韓国、欧州側からEU15カ国と欧州委員会の首脳クラスが参加して1996年3月にバンコクにおいて開催され、アジア、欧州が対等な立場で幅広い分野について建設的対話を開始した。その後、外相会合、経済閣僚会合、財務大臣会議等の他、関税手続きの簡素化に関する協力強化のための関税局長・長官会議などが開催されている。2004年10月、ハノイで開催された第5回首脳会合において、アジアから3カ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー)、欧州からEU新規加盟国10カ国の新規参加が承認された。2004年10月現在、参加国は欧州側25カ国と欧州委員会、アジア側13カ国。


<登録年月> 2005年05月

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