コトヌ協定

コトヌ協定 ことぬきょうてい

 欧州連合とアフリカ・カリブ海・太平洋旧植民地諸国(ACP諸国)との間の特恵貿易と開発援助に関する協定がコトヌ協定であり、2000年6月に調印された。新協定では政治的側面が重視され、人権尊重、民主化促進の他、ACP諸国の良き統治の促進、汚職と不法移民労働の根絶が目標に掲げられている。この協定では、旧植民地諸国がEUと同一の段階に向かうプロセスを、一方的な優遇措置の終結、相互関係の地域単位化、欧州のものとサービスに対する市場開放、世界貿易機関ルールに基づく世界経済への統合という4段階によるとしている。


<登録年月> 2005年05月

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