英国王立工学院

英国王立工学院 えいこくおうりつこうがくいん

 1976年6月11日に設立された工学フェローシップ(Fellowship of Engineering)が1992年に王立工学院となった。工学院の設立はフィリップ殿下が唱道してきたものである。工学院の主要な役割は、政府および各種組織への政策的助言、英国内の工学の変化に即応した最良の技術的手段の報告書や教育計画による提起である。例えば、英国貿易産業省は、2003年2月24日、エネルギー白書「わが国のエネルギーの将来 」を公表した。白書は2001年6月にブレア首相から内閣府のパフォーマンス・イノベーション部(Performance and Innovation Unit:PIU)に出された2050年までの英国エネルギー政策の見直しに端を発する。PIUは、エネルギー政策レビュー報告書を2002年2月に提出。この時、原子力についてもオプションとして維持するという肯定的な見解が示された。さらにエネルギー大臣は、王立工学院に、このPIU報告書に対する工学的見地からのレビューを依頼。同工学院は、工学的見地からのレビュー報告書を2002年8月30日に公表し、ガスの安定供給や再生可能エネルギーの寄与を過大評価しているとして批判した上で、2050年までに二酸化炭素排出量の60%削減に取組むことを強調した。


<登録年月> 2005年04月

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